署名活動について

ICU祭を開催するための署名について

<なぜICU祭を開催するために署名が必要なのか?>
1960年代の学生運動の結果としてICUでは10年間ほどICU祭が開催されていませんでした。
しかし、1976年になって学生が新たに立ち上げたICU祭準備委員会と大学が「全学生の過半数の署名が集まれば当年度のICU祭を開催する」と合意し、同年度に署名が無事に集まってICU祭が正式に復活しました。
それ以降は年度ごとに有志が集まってICU祭準備委員会を立ち上げ、全学の過半数の承認(署名)を得てICU祭実行委員会という単発的な公認団体となってICU祭を毎年開催してきました。
そして、1991年に当時の学生と大学がICU祭実行委員会を継続的な公認団体とするということで合意し、その後は年度ごとに委員会がICU祭の運営方針を定めて全学の過半数の承認を得ることで同年度のICU祭の開催を宣言できることになりました。

要約
大学側との取り決めで、年度ごとに委員会が定めた運営方針を全学の過半数が承認することでICU祭が開催できることになっているからです。

<2015年度ICU祭運営方針>

1. ICU祭の主体である学生が、祭当日及びそれに至るまでの準備等の過程を通じ、ICU祭というイベントの持つ魅力を十分に味わうことができること。また、学生自身がその魅力をさらに発展させて祭を作り上げていくこと。

2. 祭の企画、運営を通して、日々の活動成果の報告ができること。それにより学生同士、また学生と大学を取り巻く社会の交流が生まれ、共に刺激を与え合いながら良い祭を作ること。

3. これまでのICU祭の辿ってきた足跡を振り返り、それらを学生、来場者、地域の方々へ還元することのできるICU祭を作ること。

4. 上記1・2・3を通じ、本学および学生が持つ独自の魅力が最大限発揮される祭を作ること。

「ICU祭実行委員会規約」より署名に関する箇所の抜粋

第5章 ICU祭の開催

第1項(運営方針の決定) 本委員会は、毎年度総会において、当年度ICU祭の運営方針を定め、全学からその承認を得なければならない。
第2項(運営方針の承認) 前項における当年度ICU祭開催の運営方針の承認は、本学に在籍する全学生の過半数の署名により得られるものとする。
第3項(署名活動の開始) 前項の署名の開始は、当年度春学期履修登録日以降とする。
(中略)
第7項(ICU祭開催の宣言) 全署名用紙の公示が終了し、本学に在籍する全学生の過半数の署名が確認された時、本委員会はICU祭の開催を宣言できる。